引き続き、しかさんの入院です。
今までと違う熱以外の症状が気になったため、6月14日はお休みをもらう予定にしていました。
6月14日(水)
13日(火)の夜から、夜中の発熱に伴う悪寒がつらいため、自分の部屋で一人ではなく、別の部屋で母親と寝ることにしました。
AM:3:00
気持ちが悪くて目が覚めました。
今までは途中で目が覚めるということはありません。
少しすると、吐き気があったので、トイレへ。
そのまま、軽く吐きました。
翌朝の9:00頃まで、10~15分おきにトイレへ駆け込み、何度も吐きました。
その頃になると、すべて吐いたのか、気持ちが悪くなっても実際に吐くことはありませんでした。
母親があたふたしていました。
知り合いに電話してみたり。
結局、私ももう身体を起こせなかったですし、救急車を呼ぼう、ということになりました。
我が家は自家用車がないため、吐き気のある私を運ぶ手段として、救急車に頼るしかありませんでした。
そこで、一つ問題が。
私の職場の病院へ運ぶ場合、市をまたぐのです。
私たちとしては、今までの診察の過程がわかる、隣の市にある職場の病院へ行きたい。
車で行くなら、30分弱。
市をまたいで、救急車は搬送してくれるのでしょうか?
とりあえず、母親が119番へ電話します。
救急「病院側が受け入れOKなら、搬送できます!とりあえず、そちらに向かいます!」
とのことなので、母親は救急車が来る前に職場の病院へ電話し、病院側へ搬送の許可をもらいました。
救急車、電話から10分足らずで来てくれました。
当たり前なのですが、救急隊員さんたちは、躊躇することなく家へ入り、私を運んでいきました。
救急車って、結構揺れるんですね。
搬送中も、指になにかをつけて、色々測ってくれていたみたいです。
13:00頃
病院に到着。
救急隊員さん、お礼を言う時間もなく、病院側へ引き渡したら帰られました。
プロですね~
病院では、今まで診てくれていたドクターが来てくれて、とりあえず血液検査と、食塩水の点滴。
何よりも、昨日の夜ごはんから飲まず食わずで、さらに大量に吐いた後でしたので、脱水症状はなはだしい状態でした。
ほどなくしてレントゲン。
心電図もとったかな
運ばれた際に、頭痛がすると申告していたので、神経内科へ。
1時間くらい、寝たまま待ちました。
このころには、点滴も効いたのか、話すくらいはしっかりできていたと思います。
16:00頃
先生が来てくれました。
どうやら、頭痛と発熱から、髄膜炎を疑っているとのこと。
そのため、髄液検査を行います、と言われました。
しかさん、この時点でギョッとしました。
「あんまり詳しくないけど、髄液検査って、背中から針をさして、すごく痛いやつなんじゃ。。。」
っていう顔をしたんでしょうね、私が。
「麻酔するから、痛いのは麻酔の最初だけ。歯医者さんで使ってる麻酔と同じだから。」
簡単な麻酔もしてくれるなら。。。とすんなり検査してもらうことに。
ただ、この検査によって起こる症状が、後々私の入院生活を苦しませます。。。
母親も部屋から出て、髄液検査開始です!
最初の麻酔の刺激には、しっかり海老ゾリしてしまいましたが(笑)
そのあとの髄液検査では、痛くもなく(なーんか、針が背骨に当たるような感覚があった。。)無事に終了。
先生「こりゃ~、検査にかけなくても髄膜炎ってわかるなぁ。ほら」
先生が髄液の入った試験管を見せてくれます。
「髄液って、普通は無色透明なんだけど、白く濁ってるでしょ。これは確実に髄膜炎。あとは検査で、どれだけ細菌やウイルスがいるのか調べるね。」
たしかに、試験管の中の髄液は薄いカルピスみたいに白く濁っていました。
ここで初めて、一連の体調不良に何かしらの病名がつけられ、少しホッとします。
髄液検査の後は、一時間寝て安静におかなければなりません。
このままで、先生と入院手続きをします。
個室がいいかとか、糖尿病の持病があるなら糖尿病患者向けの食事にしておくね、とか聞かれました。
この時点で夜の7時前。
すでに病院の晩御飯の時間は過ぎているので、母親が病院内の売店でおにぎりやらお茶やらを買い込んでくれていました。
一時間の安静時間が終わり、おにぎりを食べました。
意外と沢山食べました(笑)
24時間ぶりの食事ですもんね!おいしかったですよ。
母親はそのまま泊まることになり、簡易ベットを貸してくれる病院のサービスセンターの営業時間が過ぎてしまっていたので、私が診察室から病室まで運ばれた際に使用したストレッチャーで寝ていました。
「よくもあんな細くて妙に高さがあるところで寝れるな。。。」と思うくらい熟睡されていました。。。
そんな感じで初めての入院生活がスタートです!
果たしてしかさんは治るのでしょうか?原因は分かるのでしょうか?
お楽しみに(笑)☆