お久しぶりです、入院の記事書いてから、繁忙期が来てしまい、全く更新ができていませんでした。
入院してから早くも一年経とうとしているので、急いで書きたいと思います。
しかさんの入院①より・・・
ゴールデンウィーク明けから、高熱がだらだらと続いたしかさん。
初めての部署移動を命じられ、異動の準備で忙しくした結果、さらにひどい熱と症状に。
6月14日(水)
13日の夜から、熱による震えがひどいため、今まで自分の部屋で眠っていたところを、母親と同じ部屋で寝るようにしました。
これで布団の調節や、薬を飲むのは母親がしてくれるので、多少は楽になります。
14日03:00
急に目が覚め、どうやら吐き気がするようです。
少し我慢しましたが、トイレへ。。。
約15~20分の感覚で、朝の9時まで吐き続けました。
すべてを吐いてしまい、水分も戻してしまいそうなので飲まず食わずのしかさんは、かなりぐったり。。。
歩くのがやっとの状態になります。
母親がこれはヤバい、と感じ、医療に関わったことのある友人等に症状を伝えて、色々聞いていたようです。
その中の方が、
早く救急車を呼びなさい!!!
とアドバイス。
しかさんの家には車が現在なく、病院にはタクシーで行くほかありません。
が、今のしかさんの状態は、一人で座り続ける力がなく、吐いていまう可能性もあり、タクシーには嫌がられる可能性が。。。
そしてもう一つ。
しかさんが今まで受診していた職場である、総合病院はお隣の市。
普通に救急車を呼んだら、別の市内の病院に運ばれます。
できれば、受診のデータもあるし、経緯を知っている先生のいる職場の病院に運んでもらいたい。。。
そこで、母親が交渉しました。
まず、救急車を呼びます。
その際に、経緯を説明し、隣の市の病院へ運んでもらえないかお願いします。
救急車側は、「病院側が受け入れてくれるなら大丈夫です。」とのこと。
母親に病院へアポを取るように指示をしました。
しかし、アポを取るのを待たずして、こちらはお家に向かいます、とのこと。
急患ですもんね。プロですね。
母親、急いで病院に電話。
わたし、急いでパジャマから着替える。。。
10分しないうちに救急車の音が聞こえ、到着しました。
救急隊員さん、すごい勢いで玄関から入ってこられたのを覚えています。
私は玄関で待機していたのでそこまででしたが、いつも隊員さんは患者さんを救うため、どんどん家の中まで入って行かれるのだと思います。プロですね。
母が隊員さんに病院側から受け入れオッケーが出たことを伝えます。
救急車に乗って病院へ。乗っている間は、脈拍や血圧を測ったりしました。
20分くらいで到着。
病院について、私を引き渡したら隊員さんたちとはお別れ。
なんだか、別れ際もさっぱりしていて、プロでした。
今となってはどなたかわかりませんが、お礼を改めて言いたいです。
病院に着いたのはお昼過ぎだったかと思います。
まずはいままで診てくれていた先生が来てくれて、血液の採取と、脱水症状だったので点滴。
レントゲンと心電図をとりました。
また、私が頭痛がすると訴えたため、神経内科へ行きました。
1時間近く待ったかと思います。
神経内科の先生がやってきて、いきなり、「高熱と頭が痛いなら、髄膜炎かもしれないから、背中から髄液とるよ!」と言われ母親が軽いパニックに。
よく聞くと、歯科で使うような麻酔を打ってからの採取なので、昔のように痛いものではないようです。
私は、とにかくこの1カ月間の謎の症状に病名が欲しくて、採取に不安はありませんでした。
母親はうるさいので待合に出します(笑)
ベッドに横向きになり、服は脱がずに背中だけ出します。
よくわかりませんが、最初は何かを背中に押し付けて、針を刺す位置を決めているようでした。
決まったら、まずは麻酔。
びくっとはしましたが、超痛いこともないです。
それからは、針を刺して髄液の採取。背中をできるだけ丸めて行います。
特に痛いとは感じませんでした。ただ、ちょいちょい、針が背骨に当たる感じが気持ち悪かったです。
最初の麻酔から20分弱でできたと思います。
採取後、先生が「髄膜炎だなぁ。検査に出さなくてもわかる。濁ってるでしょ?」
と。本当なら無職透明なものらしいですが、太めの試験管に入った私の髄液は、たしかに白く濁っていました。
髄液検査の後は、1時間程度、寝ておきます。
その間に、入院の部屋の希望を先生に聞かれたり、
母親は病院内のショップが閉まるので、ご飯等の買い出しに行きました。
先生曰く、髄膜炎には細菌性とウイルス性があるそう。
もちろん、ぐったりはしてるけど、こんなにもしっかりと話すことができるのなら、検査に出してみないとわからないけど、ウイルス性でしょう。とのこと。
細菌性は重症化しやすく、脳まで炎症が広がりやすく、その場合は幻覚が見えたり、後遺症が残ったりするそうです。
一時間が経ち、病室へストレッチャーで運ばれました。
シャワー、トイレ付きの個室です。
この時点で時間は19:00過ぎ。
看護師さんから、点滴はしてるけど、食べられるならなにか食べたほうがよい、とのことで母親が院内の病院で購入していた、おにぎりを2つも食べました。
なかなか、私の人生の中では大変な一日になりましたが、いい経験にもなりました。
ちなみに夜にまた高熱が出たので、ナースコールでロキソニンをもらって飲みました。
また、入院生活についてはしかさんの入院③で!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。